進学日本語学科概要
Preparatory Japanese Course for Higher Education
高度なコミュニケーション力を養い、一人ひとりの進路に合わせた丁寧な進路指導・進学対策を行います
日本の大学や大学院、専門学校への進学を目指す方のための学科です。午前中は各レベル共通で、「日本語基礎」科目を実施します。語彙、文法の定着から発表、作文まで日本語の総合的な力を養います。午後はレベルに応じた授業を実施します。初級から初中級では「文字・語彙・発音」「言語活動別」科目で日本語を使う力を高めます。中級からは「選択科目」となり、JLPTやEJUの試験対策、数学や地理歴史、デッサン基礎など一人ひとりの進路に合わせた科目を受講できます。そして最後の3か月では「アカデミックジャパニーズ」「プロジェクトワーク」の科目を通して、卒業後に進学先で必要となる日本語力を身につけ、コミュニケーション力を養うことができます。
コース期間とレベル
コースについて
下記からいずれかの学習期間を出願時にご選択ください。
出願のためには高等学校または後期中等教育を修了していること、またはそれと同等以上の学力が認定されていることが必要です。
授業時間
月曜日~金曜日 1日5時限
9:00~14:40
1年コース(入学時期:4月) |
<出願資格> JLPT N3相当以上など「日本語教育の参照枠」A2に相当する日本語力が証明できる方、 または出願時までに学校や語学教育機関等で 350時間以上の日本語学習歴のある方。 <到達目標> ・自分の専門分野や社会・文化に関する一般向けのテクストや講義を独力でかなり理解することができる。 ・場面や人間関係に配慮した適切な表現を用いて意見や評価を伝え、相手の価値観を尊重しながら建設的な話し合いができる。 ・自分の専門分野について詳しく説明することができ、社会・文化に関する話題についても資料やデータ等の根拠を示しつつ意見を伝えることができる。 |
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1.5年コース(入学時期:10月) |
<出願資格> JLPT N5相当以上など「日本語教育の参照枠」A1に相当する日本語力が証明できる方、 または出願時までに学校や語学教育機関等で 150時間以上の日本語学習歴のある方。 <到達目標> ・関心のある専門分野や希望する進学先の情報を得たり、社会・文化に関する話題について概要を理解することができる。 ・場面や人間関係に配慮した表現を用いて、社会・文化に関する話題についてほかの人と意見交換ができる。 ・関心のある専門分野や進学先の情報、社会・文化に関する話題について考えをまとめて伝えることができる。 |
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2年コース(入学時期:4月) |
<出願資格> JLPT N5相当以上など「日本語教育の参照枠」A1に相当する日本語力が証明できる方、 または出願時までに学校や語学教育機関等で 150時間以上の日本語学習歴のある方。 <到達目標> ・自分の専門分野や社会・文化に関する一般向けのテクストや講義を独力でかなり理解することができる。 ・場面や人間関係に配慮した適切な表現を用いて意見や評価を伝え、相手の価値観を尊重しながら建設的な話し合いができる。 ・自分の専門分野について詳しく説明することができ、社会・文化に関する話題についても資料やデータ等の根拠を示しつつ意見を伝えることができる。 |
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授業・学習内容
1. 日本語基礎(初級1〜上級2:週14時間) |
★日本語を使う時の基礎となる文字・語彙・文法を中心に定着を図り、言語活動(読む・書く・聞く・話す)につながる基礎力を高めます。 |
|---|---|
2. 言語活動別科目(初級1〜初中級:週8時間) |
★生活・学校・進学準備の場面で必要な言葉を使った活動(「聞く」「読む」「話す(発表・やりとり)」「書く」)を行い、 コミュニケーション力を高めます。 |
3. 文字・語彙・発音(初級1〜初中級:週2時間) |
★ 日本語を使う時の基礎となる文字・語彙の力を強化します。また、聞き取りやすい発音にするための練習もします。 |
4. 選択科目(中級1〜上級1:週10時間) |
★ 専門学校・大学・大学院といったそれぞれの進路に合わせて、科目を選択し、進学に必要な試験対策を行います。「日本語能力試験(JLPT)」「日本留学試験(EJU)」「研究計画」「基礎デッサン」など豊富な科目があります。 |
5. アカデミックジャパニーズ(上級2:週4時間) |
★ 進学後専門分野を学ぶ際の基礎的な力となる「講義を聞く」「専門分野の文を読む」「ディスカッション・プレゼン テーションを行う」「小論文・レポートを書く」ための方法を学び、段階的に練習を重ねます。 |
6. プロジェクトワーク(上級2:週6時間) |
★ 卒業に向けて仲間との協働学習により在籍中の学習成果を発表するための準備をします。「演劇」「群読」「動画作成」など、様々な形で表現力を磨きます。 |
時間割の例
(中級クラスの場合)
カリキュラム
年間授業時間は1年コースの場合。実際の授業時間は学習期間によって異なります。
月~金曜日まで9:00~14:40、50分授業が5時間あります。
午前と午後、科目により講師が変わります。1クラスの定員は20名です。
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 09:00-09:50 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | ホームルーム |
| 2 | 10:00-10:50 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 |
| 3 | 11:00-11:50 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 | 日本語基礎 |
| 昼休み | 11:50-12:50 | |||||
| 4 | 12:50-13:40 | 選択科目 EJU対策 |
選択科目 基礎デッサン |
選択科目 JLPT対策 |
選択科目 英語 |
選択科目 JLPT対策 |
| 5 | 13:50-14:40 | 選択科目 EJU対策 |
選択科目 基礎デッサン |
選択科目 JLPT対策 |
選択科目 英語 |
選択科目 JLPT対策 |
日本語レベルと学習内容
前日の復習や確認テストも行いながら、進めていきます。毎日の授業内容を理解し、宿題はもちろん予習復習をしていれば、必ず日本語が上達します。クラス分けは、入学時および学期末のプレースメントテストの結果によって行われます。
初級〜初中級
日本語の勉強を始めて間もない方(150時間学習程度)が対象。日常生活に支障のない会話、コミュニケーション能力が身に付きます。漢字約600字を学習し、文化、社会に関する身近な話題について、簡単な意見交換ができるようになります。
| 教科書 | 『つなぐにほんご初級1・2』アスク出版 『テーマ別仲間とわいわい学ぶ日本語』研究社 |
|---|---|
| 学習期間 | 9か月 |
| 目標到達 レベル |
日本語教育の参照枠A1レベル相当 |
中級~中上級
ニュースを見たり、大学のホームページを読んだりして、要点が理解できるようになります。テーマを決めてプレゼンテーションをしたり、自分の意見をデータとともにはっきり書くことができます。また、日常会話だけでなく、場面や人間関係に配慮した話し方もできるようになります。
| 教科書 | 『テ-マ別 中級から学ぶ日本語』硏究社 『学ぼう!にほんご中上級』専門教育出版 |
|---|---|
| 学習期間 | 9か月 |
| 目標到達 レベル |
日本語教育の参照枠B2レベル相当 |
上級
自分の専門分野についての文章を読んだり、ドキュメンタリー番組やスピーチを理解したりできるようになります。またそのテーマについて、プレゼンテーションをしたり研究計画書を書いたりできるようになります。
| 教科書 | 松田浩志,亀田美保ほか『テ-マ別 上級で学ぶ日本語(三訂版)』硏究社 |
|---|---|
| 学習期間 | 6か月 |
| 目標到達 レベル |
日本語教育の参照枠B2レベル相当 |
大阪YMCA教員が開発したベストセラー教科書
グローバルスタンダート
中級、上級で使用している『テーマ別 中級から学ぶ日本語(三訂版)』、『テーマ別 上級で学ぶ日本語(三訂版)』(松田浩志、亀田美保ほか著 、研究社)のテーマ別シリーズは、大阪YMCA日本語学校の日本語教員が開発したテキストです。世界中に現在も多くの日本語学校で採用されているグローバルで信頼できるベストセラー教材です。
準備教育課程とは
海外で高校卒業まで12年未満の教育でも日本で大学出願資格が与えられる教育課程です。
日本の大学に進学するためには、外国の学校教育において12年以上の課程を修了していることがその要件となります。しかし、一部の国や地域では、高校修了までの期間が12年に満たない場合があり、そのままでは日本で大学に出願する資格がありません。そのような場合でも、文部科学省が指定した「大学に入学するための準備教育を行う課程」を修了し、18歳に達した人には大学出願資格が与えられます。本校の進学日本語学科は、この「準備教育課程」として、文部科学省から認可されています。
本国の中等教育修了年数によらず(10年か11年かに関係なく)夏期休業と秋期休業中の集中講義を受け、本学科の1年コース以上を卒業すれば日本での大学出願資格が与えられます。
主な対象国および地域(例)
ロシア、ミャンマー、シンガポール、マレーシア、中国の一部の地域、ネパール、モンゴル(〜2009)、香港(〜2009)、フィリピン(〜2012)など
進学実績
海外で高校卒業まで12年未満の教育でも日本で大学出願資格が与えられる教育課程です。
2024年度 進学実績
- 大学院への進学(研究生含む):2名
- 大学への進学:20名
- 専門学校への進学:35名
進学先:
【大学院】
- 関西学院大学大学院
- 東北大学大学院
【大学】
- 静岡大学
- 立命館大学
- 京都精華大学
- 阪南大学
- 桃山学院大学
- 大阪経済法科大学
- 福井工業大学
- 大阪女学院大学
- 大手前大学
- 神戸芸術工科大学
【専門学校】
- 大阪YMCA国際専門学校
- ECC国際外語専門学校
- 大阪情報コンピュータ専門学校
- トヨタ神戸自動車大学校
- ホンダテクニカルカレッジ関西
- 大阪工業技術専門学校
- 修成建設専門学校
- 京都コンピュータ学院
- 大阪総合デザイン専門学校
- 大阪ホスピタリティアカデミー
- 大阪スクールオブミュージック
- 辻学園調理・製菓専門学校
2024年度 指定校推薦大学
【大学】
- 追手門学院大学
- 大阪観光大学
- 大阪女学院大学
- 大阪女学院短期大学
- 関西学院大学
- 神戸学院大学
- 太成学院大学
- 桃山学院大学
- 流通科学大学
- 園田学園大学
【専門学校】
- 大阪観光ビジネス学院
- 大阪総合デザイン専門学校
- 修成建設専門学校
- 滋慶学園
- 大和学園
- 東京YMCA国際ホテル専門学校
- 日産京都自動車大学校
- 横浜YMCAカレッジグループ
年度によって変更されることがあります。
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