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※1回のみ受講:¥2,500(税込)
2025年5月27日(火)
立命館大学 白川静記念東洋文字文化研究所 文化事業担当 立命館大学法学部卒業後、1997年財団法人日本漢字能力検定協会(現・公益財団法人)入職。2005年学校法人立命館入職。現在は立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所文化事業担当職員。2015年放送大学大学院文化科学選考修了。修士(学術)、漢字教育士、全国通訳案内士(中国語)。日本漢字学会評議員。
漢字とかな・アルファベットとの違いを理解し、送り仮名・振り仮名の存在などから、漢字とかなの両方を用いる日本語表記の特殊性を考えます。後半では、漢字の構造(なりたちと構成方法)を理解します。
漢字の構造に慣れるために理解したい、部首と偏旁冠脚との違い。また、文化庁の「常用漢字表(付)字体についての解説」「常用漢字表の字体・字形に関する指針」や漢字文化圏諸国の「漢字表」を手引きに、「標準字体」とは、どういうものかを考えます。
音読み(一字多音の理由)、訓読み(同訓異字のある理由と「使い分け」)、熟語の構成の理解から、日本語と漢語との文法構造の違いについて考えます。
中国・台湾・韓国朝鮮およびベトナムでの漢字文化や社会における漢字の位置づけを理解し、漢字文化圏の日本語学習者への理解につなげます。